おはこんばんちは。前チャック開魔王(仮)です。
大変ご無沙汰しています。死んだとも噂されたり(苦笑)されなかったりと、ご心配頂きましてありがとうございます。
さて、何をしていたかということですが、先月までコミケ(自主制作同人誌即売会)の原稿に追われており、更新ができませんでした。追々、姉妹サイトの『ソウサクリエイション』の方でブログを挙げたいと思います。
その話と直結するワケではありませんが、最近では自主制作にてCDやDVDを作ってデータを入れようと企んでおります。そのジャケットとしては、紙で出来ているジャケット、所謂『紙ジャケ』に興味深々です。
近年では、音楽データの頒布方法はダウンロード化も増えている事もありますが、まだまだ光学メディアも存在感が強いです。そのCDやDVDを紙ジャケットに入れて頒布したいなと思っているのですが、調べていくと、紙ジャケだけを印刷を依頼できる専門業者もあり、付け加えて、無料でサンプルを送ってくれる有難い業者さんもあります。
そのジャケットに関しましては、紙ジャケ専門で作成している業者だけではなく、専用のOPP袋までラインナップにある業者もありますが、紙ジャケと光学メディアが用意できれば、ディスクユニオンで他のサプライ用品は一通り用意できます。サイズなどは合致するかどうかの確認は必要ですが、安価で販売されているので、試しに少量を購入したりと、選択の幅は狭くありません。
その紙ジャケを色々と集めていますが、ディスクユニオンには、紙ジャケ専用の引き出し型ボックスが300円で販売されています。組み立て式ではありますが、段ボールで作られており、構造も難しくなく、迷う事なく組み立てる事が可能ですが、これがなかなか可愛いアイテムだったりします。店頭で購入したい場合には新宿の紀伊国屋隣ビルのディスクユニオン『CDレコードアクセサリー・収納ストア』に在庫がありました。通販でも買えます。
▲ディスクユニオンの紙ジャケケース。20枚位入りそうです。
自主制作を行っている方々もいらっしゃるかと思いますが、比較的メジャーなパッケージの『ジュエルケース』だとキャパシティ的に問題があり、在庫として抱えると場所を採りますが、紙ジャケの場合はジュエルケースの約1/2～1/3のサイズとなります。外部のダメージに弱い可能性も拭えませんが、このスリムさは魅力でもあります。
紙ジャケの制作を依頼できる業者、ZAZAZA Worksさんでは、自主制作音楽系頒布イベントの『M3』でサンプルを配っていたり、Web申し込みで、無料でサンプルを郵送してくれる有難い業者さんで、その印刷クオリティも非常に高いです。
プレス・トーク ダイレクトさんも、紙ジャケのサンプルを配布してくださっていますので、こちらもチェックするのも手ですね。こちらの業者さんもクオリティが高いです。
私は前の会社を退職した直後、社会人DTPスクールに通っていた事もあり、CD/DVDの中身のデータより、外装・パッケージ作成に目が行ってしまいますが、紙ジャケに関しましては、面積の少ないキャンパスへ如何に情報を詰め込むか(場合により詰め込まない方が良い事もありますが)に楽しみを感じてしまいます。CDでしたらロゴを入れたり、なんちゃって製造番号を入れたりしてみると、意外に本格的なジャケットに仕上がる事もありますよ。
紙ジャケに印刷するデータが揃えば、配置となりますが、CD屋さんにいけば腐るほどサンプルがあるワケですので、無闇に自己完結するのではなく、プロが作ったデータを参考にするのが非常にクオリティに反映されます。自主制作の場合、イラストや写真、ロゴなど、分業し、纏め上げる楽しみもありますが、小規模イベントや、ライブ等で小ロットで配布する場合には、一人の作成者が築き上げるのも楽しいですね。
例えば、完全に自己満足的な事になってしまうかも知れませんが、試しに5枚程紙ジャケを作ってみるのも面白いのではないかと思います。基本的に、印刷業者さんはボリュームディスカウントが効き、量を印刷する事により、1部当たりの製造コストは下がりますが、5部程で、3～4,000円程度の小ロットを依頼できるので、お遊びで造っても良い経験が積めるのではないかなとは思います。印刷業者へ依頼を掛けて、手元に完成物が届いた時の達成感は毎度感動ものです。
ただ単に、紙ジャケのイメージだけを掴みたい場合には、A3用紙を刷れるカラープリンタや、複合機があれば大きさ的に形にはなりますが、昨今の家庭用プリンタは微妙に丈が足りないA4サイズが天井の物が多いので、こちらで作成する場合には用紙の切り貼りが必要になりますね。
創作とはいったい……と、考えてしまう事もシバシバですが、こういうのも面白いですよね。前チャック開魔王(仮)でした。