もう、蝉の鳴き声も聴こえなくなってきましたね。季節的な事もあるので、地域によっては、まだ鳴き声が聴こえているのでしょうか。
さて、やはり、PCが壊れるという事は、連鎖するのでしょうか。先日のノートPCに引き続き、今度はデスクトップPCが不調になり、フリーズした後に再起動を掛けたところ、画面に何も映らなくなるというトラブルに見舞われました。
このマシンは『ML115』という機種で、格安で販売されていたということもあり、一時期人気があった機種の一つで、主に小規模サーバ用途のマシンでした。私は、このマシンを一般のPCとして利用すべく、色々とチューニングしました。CPUを上位機種に乗せ変え、CPUファンも低速静音タイプに交換、背面ファンもボリューム調整ができ低速回転の可能な機器に変更、HDDからSSDへ換装と……様々なチューニングを行いましたが、熱暴走と思われる症状で、ある程度の時間利用していると、強制的にOSがシャットダウンしてしまう結果になってしまいました。
仕方なく、静音化は諦め、動作優先とし、各種ファン(チップセットファン、CPUファン、前面ファン、後面ファン) を調整してみましたが、やはりCPUを最高速度にしていると、OSの強制シャットダウンが発生。その対処として、OS起動後、CPUのクロック数を下げるツールを利用し、安定したクロックで利用する事で、落ち着きを見せるようになりました。
そして現在、このPCは、OSにUbuntu(Linuxベース)をインストールしていますが、CPUクロックもツールを使い、安定動作レベルに抑え、主にWebブラウジングに利用。しかし、突如、OSがフリーズしてしまいました。「なんだか、嫌な予感がするな……」と、思い、一度電源を落とし、再度電源投入してみると、モニターに何も映りません。本体からは、今までと同じ起動時のBEEP音(システムログが溜まりすぎて、警告のために鳴っているものと思われます。これも対処すべきですが……)が鳴っているので、コアな部分は故障していないと予測し、色々とパーツを確認してみました。各々診ていった(CMOSリセット、各種ボードの抜き差し等)際、ビデオカードを見てみたところ、幾つものコンデンサが膨れ上がっており、液漏れをしていました。内蔵(オンボード)のビデオ出力から、モニタに接続したところ、正常に映し出す事ができたことから、恐らく、このビデオカードが悪さしているのではないかと推測しています。
▲コンデンサが膨れ上がって、液漏れしているのが解りますでしょうか。
まだ、ビデオカードを買い換えていないので、なんとも言えませんが、恐らく、このビデオカードが原因かと思われます。静音化を図っていたので、ビデオカードもファンレスの製品を選んでおりましたが、次に買うとしたら、コンデンサ云々とは直接関係がなくとも、ファン付きビデオカードの導入も検討したいと考えています。但し、只今金銭的に余裕がないので、暫く、オンボードのグラフィックポートを利用して、耐えぬこうかと構想中です。
このようなカスタマイズは自己責任な行為かと思われますので、トラブルも自己対応出来るように知識を蓄えておければベストですね。私も勉強中です。
最近では、メインで使っているMacの調子も悪いので、寿命を迎えているのかも知れません。ただ、現在、Appleから直接購入すると、OSが『macOS Sierra』になってしまうんですよね……。El Capitanにダウングレードできれば良いのですが……。どうせ、macOS Sierra搭載Macを買うのならば、新ハードのモノが欲しいところです。Appleさん、新しいMac mini出してくださいよ!
故障連鎖が、これで終わりを迎えてくれる事をを祈りつつ、本日はこれにて失礼します。
※毎週金曜日に当ブログが更新されない状態が続きましたら、PCがトラブっていると解釈してください;)